年金手帳を結婚などで住所や名前変更の変更はどこで 必要書類は何?自分で手書き?市役所でもいいのか?

人生のイベントを迎えたり、住まいを変えたりすると公的なところだけでも何か所も届け出しなくてはなりませんね。

忙しくて手続きを後回しにし忘れてしまうと、後から何倍も手間がかかってしまいます。
その都度しっかりやっておきましょう。

例えば結婚式を迎え、幸せいっぱいで婚姻届けを出してハイ終わりではありません。
結婚等により氏名、住所等が変わったときは、年金だけを取ってみても次のとおり手続きが必要です。

目 次

結婚などで住所や名前が変わった時は

ちなみに、引っ越しで住所が変わったときや離婚で住所と氏名が変わった時も同じように手続きが必要です。

結婚式が終わっても手続きがたくさんあるのです

厚生年金保険に加入中の人の届け出は

〇厚生年金保険に加入中の人(国民年金2号被保険者)は、勤務先の事業所を経由して手続きをします。

 ・氏名変更は:事業主(事務担当者)へ「被保険者氏名変更届」と年金手帳を提出します。
  (必要書類) ・被保険者氏名変更(訂正)届・年金手帳(基礎年金番号)

 ・住所変更は、事業主(事務担当者)「被保険者住所変更届」を提出する。
  (必要書類) ・被保険者住所変更届

スポンサーリンク

 

国民年金に加入中の人の届け出は

〇国民年金に加入中の人は、1号被保険者と3号被保険者によって異なります。(下記用語の説明参照)

基本的に1号被保険者はお住いの市区町村役場3号被保険者は配偶者の職場経由になります。

氏名変更

[国民年金第1号被保険者の方]
お住まいの市区町村役場の国民年金担当課へ「被保険者氏名変更届」を提出する。
(必要書類) 
・被保険者氏名変更届・年金手帳(基礎年金番号)

[国民年金3号被保険者になる方]
勤務する配偶者の事業主(事務担当者)へ「国民年金第3号被保険者該当届」を提出する。
(必要書類)
・国民年金第3号被保険者該当届
・年金手帳(基礎年金番号)
・配偶者の年金手帳(基礎年金番号)
・主として配偶者の収入により生計を維持していることを明らかにすることができる書類

住所変更

[国民年金第1号被保険者の方]
お住まいの市区町村役場の国民年金担当課へ「被保険者住所変更届」を提出する。
(必要書類)
・被保険者住所変更届
・年金手帳(基礎年金番号)
[国民年金第3号被保険者になる方]
勤務する配偶者の事業主(事務担当者)へ「国民年金第3号被保険者該当届」を提出する。
(必要書類)
・被保険者住所変更届
・年金手帳(基礎年金番号)

スポンサーリンク

※用語の説明
• 「第1号被保険者」とは、自営業の方、農業や漁業に従事している方、学生、フリーター、無職の方で20歳以上60歳未満の方が該当します。
• 「第2号被保険者」とは、会社員や公務員等で厚生年金保険または共済組合に加入している方が該当します。
• 「第3号被保険者」とは、第2号被保険者に扶養されている配偶者の方が該当します。

間違っても変更箇所を「自分で手書き」して済ませないでくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です